GI勝ちのない実力馬を探す
宝塚記念の予想の難しさは、2・3着馬を当てる困難さにあるといえるかもしれない。GIレースを勝ちきる力はないが、善戦する力は持っている馬たちが食い込むことが多々あるためだ。こうした馬たちをしっかり押さえるのが、宝塚記念の攻略法のひとつだ。
2004年に同レースを6番人気で2着したシルクフェイマスは、同年の天皇賞3着馬であり、その前はGII2勝を含む5連勝を成し遂げている。こういうタイプは、好調期が長く、善戦することが多いので注意が必要だ。
同様のタイプに、2003年に8番人気で2着したツルマルボーイがいる。天皇賞(春)を0.3秒差の4着しており、前走の金鯱賞も0.1秒差の2着している。勝つ可能性は低いが、2・3着に来る可能性は十分に感じさせる臨戦過程といえる。後日談になるが、同馬は2004年に安田記念を制し、GI馬の仲間入りをする。単なるフロックではなく、力量もしっかりした馬だったと言える。
また、2006年に10番人気で2着したナリタセンチュリーは、前々年にGII京都大賞典で当時最強馬だったゼンノロブロイに勝っており、力があることを証明している。前走の天皇賞は1年以上の休み明けで、凡送も仕方なかった。叩き2戦目のここが勝負であったと見るべきだったろう。
上記のような、それなりの実績はあるが、格としては少し足りない馬をマークしないと、ヒモが抜けて悔しい思いをすることになる。直近のレース成績だけでなく、過去の実績もつぶさに検証し、こうした馬もしっかりと押さえたい。