4、5歳馬が強い

宝塚記念は4・5歳馬が強い。過去10年の成績を年齢別にみると、3~7歳以上馬で、1、12、9、5、3頭が3着以内の成績を残している。4・5歳馬が他世代を圧倒しているのが一目瞭然である。多くの競争馬が能力のピークを迎える馬齢であり、当然の結果といえる。

前走G1で連対していた4歳馬に限ると、[4-1-1-2]で複勝率は75%と信頼度はさらに高い。

3歳馬は古馬に対して5キロのアドバンテージを与えられるが、それでも結果は残せていない。後に牡馬を向こうにまわして活躍したウォッカですら、51キロで出走できても1秒6差の8着で終わっている。この時期の3歳有力馬は、皐月賞→ダービーや桜花賞→オークスというように、GIを連戦した後であり、もうおつりがない状態である。ここから更に状態がアップすることは望めず、今後も見送りが懸命だろう。唯一3着に来た2002年のローエングリンは、春のGIには参加しておらず、ここを本番に余力が残っていたと考えられる。もし狙うとすれば、こうした春GIをパスした素質馬になるだろう。

7歳以上馬で1着になった馬は2004年のタップダンスシチーだが、同馬は前年のジャパンカップでGI勝ちを収めており、このときの宝塚記念でも1番人気だった。昨年、8歳馬でありながら天皇賞(秋)、マイルチャンピオンシップのGIを連勝したカンパニーのように、最近のGIは高齢馬が好成績を残す傾向を強めているが、よほどの実績馬でない限り、割り引いて考える必要があるだろう。

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